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  • 執筆者の写真Kyohei Hayakawa

バラ 美のイメージ

更新日:2022年2月10日




バラほど私たちに美のイメージを強く抱かせる花はありません。

古くから詩や絵画などの芸術作品に登場し、デザイン、音楽、香水といったジャンルでも、その存在は花の女王の名にふさわしく高雅なものです。


繊細で甘美な詩を残し、バラを深く愛した詩人リルケ。

彼はバラのトゲに指を刺されて傷を負い、それが原因で白血病を患い亡くなった、という説が伝えられています。つくられた話と考えるにしても、人々はそこに、バラによる芸術的でロマンティックな詩人の死のイメージを求めたのでしょう。


ギリシャ神話では「美と愛の女神アプロディーテー(ヴィーナス)が愛する美少年アドーニスのもとへ駆けつける際、バラのトゲに足を引っ掛け、その血で花が染まり赤いバラが生まれた」という伝説もあります。

真紅のバラの持つ情熱と耽美のイメージは、ヴィーナスの愛と血によって生まれたと考えると、神聖と官能を同時に感じられます。


ジュエリーにおいてもバラはよく使われるモチーフです。

古くから「愛」「美」「栄光」「成功」のシンボルとされ、そのトゲも災いから守る「魔除け」とされました。

ジュエリーを身につける人々の想いは、その美しい姿に宿ります。

具象、抽象問わず、バラの花やトゲのフォルムは誰が見ても美しく、優雅さや可愛らしさを華やかに表現します。

地金の色もゴージャスなゴールド色、クールなシルバー色の違いで、同じデザインのバラでも印象が変わります。

そのさまざまな美の表情の変化もバラのジュエリーの大きな魅力です。



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