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  • 執筆者の写真Kyohei Hayakawa

指輪について

更新日:2022年1月14日



指元を美しく飾り、手元を華やかにしてくれる指輪。

他のジュエリーと違い、自身で自由に見える位置にある装飾品なので、

身につけながらその姿を楽しめるという魅力もあります。


指輪も古くからお守りとして大切にされてきたジュエリー。

古代エジプトでは、円の形は「永遠」「不滅」「復活」のシンボルと考えられ、

円形の装飾品である指輪は、永久の幸福をもたらすものとされました。

その想いは現代の私たちの文化にもつながっています。



ブライダルの指輪

指輪といえばブライダルのイメージがあると思います。

そのルーツは諸説ありますが、婚約指輪は古代ローマの時代、

「永遠」の象徴として指輪を贈り、結婚の証としたことがはじまりとされています。

当時は一般的に鉄製の指輪が愛用されたそうです。

鉄は「力強さ」を象徴し、信頼の結びつきを表すのにふさわしいとされたためでした。


婚約指輪、結婚指輪を左手の薬指にするという文化も古くから存在します。

そこには左胸の心臓と左手薬指とは愛の道管(血管)でつながっており、

指輪をすることによって二人の愛をつなぎとめるという想いがあったとされています。

ただ、つける指は国や宗教などによって違い、右手薬指や人差し指などにつける文化も知られています。

また、婚約指輪はダイヤモンドというイメージも強くありますが、特に決まったルールはなく、誕生石や好きな宝石を使った婚約指輪を贈る文化も多く存在します。

近年ではイギリス王室のウィリアム王子がキャサリン妃へ贈った、サファイヤの婚約指輪も話題になりました。



指輪をつける指の意味

指輪をする際、どの指につけるかでお守りや願いの意味も変わってくるとされています。

以下はその意味をまとめたものになります。


【親指:信念を貫く】

左:意思を貫くための力を発揮する。

右:困難や障害を乗り越える。


【人差し指:意思】

左:積極性を向上させる。

右:集中力・行動力を向上させる。


【中指:道しるべ】

左:人間関係を改善させる。

右:魔除け


【薬指:願いを叶える】

左:愛・絆を深める。

右:心を安定させる。感性を高める。


【小指:チャンスに恵まれる】

左:恋人との出会い。恋人との仲を大切にする。

右:自己アピール


これらは文献などによって変わってくることもあります。

自分にとって心地良い形で願いを込めることが、ジュエリーの良い楽しみ方であると思います。


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